- ペットは、役割を終えると旅立つ
- 旅立ちは悲しいことではなく、ペットが背中を押してくれた証
- たとえ亡くなっても、魂はいつも繋がっている
昨日まで元気だったペットの犬。半年前から病気を抱えていたものの、元気に過ごしていたペットの病状が突然悪化して、あれよあれよと死んでしまいました。
いつも通り帰ったら迎えてくれて、ご飯をもらうのを楽しみにしているあの子が、今日からいなくなる。最愛のペットとの別れはとても辛く受け入れがたいことかもしれません。
この記事を書いている時点で、私の最愛だったペットを亡くしてから4日目になりますが、いまだにその事実が信じられず、帰ったら元気に尻尾を振って待っているんじゃないかと、思ってしまうほどです。
なかなか受け入れられず、夜も眠れず、骨壷の前で涙する日々でした。
しかし、いつまでも涙しているわけにもいかず、日常は戻ってきます。亡くなったペットのためにも、私も頑張って生きていくために一歩踏み出さなければいけません。
この世で起きる出来事は全て自分にとって意味のあることで、カラダの成長、魂の成長、精神の成長のために世の中は動いています。
ペットとの出会いも例外ではなく、自分にとって意味のある出来事であり、また、ペットとの別れも意味のある出来事です。
幸い、私はこの事を知っていたので、ペットの死をポジティブに捉える努力はできました。今回の出来事を自分の成長につなげようと。考える事ができました。
この記事を読んでいる方はもしかしたら今の私と同じ境遇で、最愛のペットを亡くし、悲しみに暮れているかもしれません。
そのような方にとって、私の経験と今回の記事が少しでも心の支えになり、そして励みになれば嬉しい限りです。
そして、あなたのペットの死からスピリチュアル的な意味を読み取り、魂の成長につなげていただければと思います。
ペットの気持ち/ペットロス【占い】ペットの死の直前、不思議な出来事に出会う
私はペットの死に目に合うことはできませんでした。あまりに突然の死だったので、ペットの死後、母親から連絡が入り唖然としたのを今でも覚えています。
その時私はちょうど仕事をしており、お客さんから家族について相談をされている最中でした。
私の経験からお客様にアドバイスをしていたのですが、そのお客様から、
「辛い経験を乗り越えて、今があるとのことですが、今は幸せですか?」
と質問をされました。
「順風満帆な人生を羨ましく思ったこともあるけど、過去の経験があって今の幸せを感じる事ができる。今は幸せです。」
そのように答えました。
辛い経験があり。これまでは自分から幸せな人生とはなかなか言えませんでしたが、お客様からの質問で、初めて幸せな人生と心からいうことができました。
その時の時間は、15時10分頃でした。そして、ペットが亡くなった時間は「15時10分」。
亡くなる時間を知ったのは数日後でしたが、この偶然を私は偶然で済ませることはできませんでした。おそらく私のペットは、私自身が自分の人生が幸せと言うことができて、安心して私たちの元から旅立ったのだと思います。
「最愛のペットの死は、必ず意味がある」
そう確信した瞬間でした。
最愛のペットの死。スピリチュアル的な意味は?
私のペットが家にやってきたのは、私自身がちょうど人生的にも辛い時期で、家族の仲も悪くギクシャクしている雰囲気でした。そんな中やってきたのが愛犬でした。
ペットが家に来ると、その子の存在のおかげで家の中は癒されていき、家族関係も良くなっていくのが実感できました。何より、ペットのおかげで仲の悪かった両親に会話が生まれ、だんだんと夫婦仲が良くなっていくのを子供ながらに感じていました。
両親の仲が良くなれば、当然、家全体の雰囲気も良くなり、家族の仲は回復したのです。
もし、あの時ペットが家に来なかったら、今も家族関係は悪いままで、幸せとは1ミリも思えない状況だったでしょう。ペットの存在が「幸せ」へのきっかけとなっていたのです。
つまり、最愛のペットは、我が家を幸せにするためにやってきたのではないか。私は思いました。
最愛のペットの旅立ちは、役目を終えた証。
我が家を幸せにするためにやってきたペットが旅立ちを迎えたということは、その役目を終えた証です。
「わたしがいなくても、この家は幸せになったんだ」
と役目を終えて、旅立っていったのです。
私が心から「幸せな人生」と言えた時間と、愛犬が旅立った時間のシンクロの意味は、
「愛犬が、私が「幸せな人生」と言えたのを見届けて、安心して旅立った」
そんな風に思えたのです。
…
このようにスピリチュアル的な意味を感じ取ると、愛犬の死が決して悲しいことではなく、喜ばしい事に思えるようになりました。自分の視点で見ると愛犬の死は悲しいことですが、愛犬の視点に立ってみると、死を迎えた愛犬自身の役割を果たすことができたということなので、それは喜ばしく見送ってあげるべきことでしょう。
最愛のペットとの別れは辛く悲しい出来事で、簡単には立ち直れないと思いますが、このようにスピリチュアル的な意味を汲み取ると、心が楽になり、未練も少しずつ手放していくことができます。
ペットの気持ち/ペットロス【占い】ペットとの別れの意味をスピリチュアル考えてみよう
私はもともとスピリチュアル体質で、霊的な現象を感じやすいので今回のようなシンクロが起きて、スピリチュアル的な意味を汲み取ることができましたが、必ずしも全員が私のような体質ではないということは承知しております。
しかし、世の中に起きる出来事に対しての意味付けは、練習すれば誰でもできるようになり、その結果、必ずスピリチュアル体質の開花に繋がります。
つまり、
「自分は霊的な体質じゃないから、スピリチュアル的な意味がわからない」
と考えるのをやめるのではなく、
「この出来事には、どんな意味があるのだろう」
と日頃から練習することが大切なのです。
ペットがあなたに与えてくれたものは何?
ペットの死がどんな意味があるのかを考えるのは難しいという方は、ペットがあなたに与えてくれたものを挙げてみましょう。それがきっかけとなり、スピリチュアル的な意味を汲み取ることができるようになります。
例えば、私の場合は、
- 我が家の雰囲気
- 家族とのコミュニケーション
- 言葉以外の訴えの影響(犬は話はしないが気持ちを伝える事ができる)
- 動物に触れることでの癒しが、人に対しての優しさにつながった
- 独りではないということ
- 大切な存在の有り難み
など、ベタなことかもしれませんが、当たり前のことに気がつくことは重要なことです。当たり前と思っていても、もしかしたら、いざ直面するとハッとすることもあるのではないでしょうか。
我が家の場合は、この当たり前の欠如により家族関係が崩れてしまったのですが、ペットが来てくれたおかげで、当たり前を思い出す事ができました。
そのおかげで、誰もが手にする事ができる「幸せな人生」を手に入れる事ができたのです。
また、当たり前の価値観は人それぞれ違うので、私の例にとらわれず、ご自身の価値観で探ってみてください。
①ペットが家に来たときの状況を思い出す
②ペットがあなたに与えてくれたものを紙に書く
ペットロスから克服するために、ペットに問いかけたい2つのこと
ペットの死の意味がなんとなくわかったとしても、そう簡単にペットロスから立ち直ることはできません。実際に私も数ヶ月は寂しくて辛い気持ちが続きました。
ペットロスはできれば早めに克服して通常の日常生活に戻れることが望ましいですが、ペットの死で後悔から立ち直れない方や、ペットロスからなかなか立ち直れない方は、生前のペットに対して申し訳ないという気持ちがあり、自分を許せないことが原因になってしまっています。
「もっと優しくしてあげればよかった」
「早く病気に気付いてあげたかった」
「辛い思いをさせてしまった」
そう思うと後悔しても仕切れないのは、誰でも同じ気持ちでしょう。
このように、なかなか立ち直れない方はペットに2つのことを問いかけてみてください。
- 我が家に来て、幸せだったか?
- 自分を許してくれるか?
この気持ちを持っていれば、あなたの気持ちは必ずペットに届くはずです。時間と共に気持ちも落ち着いてくるでしょう。
ペットロスの後悔から立ち直るためにやったことを「ペットロスと後悔の想いから克服して、心からお見送りしてあげるために」こちらにまとめていますので参考にしていただければと思います。
ペットとの別れによる辛い気持ちを少しでも軽減させるために
供養して区切りをつける
亡くなったペットとのお別れをしっかりとすることで気持ちに区切りがついて新たな一歩を踏み出すことができます。
我が家ではペット葬儀 を行いましたが、火葬、納骨などの儀式を行ったことでお別れを受け入れることができ、気持ちに区切りをつけることができました。私だけでなく、辛い思いをしていた両親も含めて家族全員で気持ちよく送り出すことができたと思います。
また、火葬後の骨を骨壺に入れておくことができますが、手元におけるような小さなお墓を作っている業者さんもあるので、ご自宅に小さなお墓を用意すればいつでも感謝の気持ちを伝えることができます。
分骨も可能ですので、それぞれのご自宅にお墓を用意することもできます。
ペットの気持ち/ペットロス【占い】