あまりに突然のペットの死から立ち直れず、ペットロスになってしまう人も多くいるようです。ペットロスという言葉がクローズアップされてから、「もしかしたら自分もペットロスかもしれない」と過剰にペットロスを気にしてしまう方もいるのではないでしょうか。

特に、ペットの生前に思うようにしてあげられなかった、と後悔の想いがある方は、なかなか立ち直ることができないようです。

  • もっとお散歩に連れて行けば良かった
  • 美味しいご飯をあげれば良かった
  • 遊んであげれば良かった
  • もっと可愛がってあげれば良かった

など、思い出せば後悔が止まらないかもしれません。

しかし、いつまでもペットロスのままだったり、後悔の想いを抱えては生活に支障が出てしまうかもしれませんし、自身の体調不良にも繋がってしまうかもしれません。

最愛のペットの死で辛い出来事かもしれませんが、辛いからこそ死と向き合いペットロスを克服することこそが供養になるのだと思います。

今回は、ペットロスと後悔から立ち直る方法を、私自身の経験を踏まえてお伝えしていきます。

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ペットロスと後悔の想いは誰もが通る道

ペットロスや後悔は良くないことで、克服しなければいけないと強く思いがちですが、実は決して悪いことではなく、ペットを飼っている方は誰もが通る道です。もしあなたが、ペットロスと後悔をしている自分自身を責めてしまっているのであれば、まずは自分を許してあげましょう。

家族のように可愛がってあげていたペットが亡くなれば、喪失感で辛い気持ちになってしまうのは当然です。

覚悟はしていたけれど、やはり辛かった

私自身もペットの死からしばらくはペットロスになりましたし、後悔の想いが頭をよぎっていました。私のペットの犬は心臓病にかかってしまい、その症状も重く、病院で検査をしたときにはすでに末期の状態でした。

そこから頑張って半年程度生きたのですが、最後は静かに息を引き取りました。

心臓病が発覚したときは、いつ死を迎えてもおかしくない状態でしたので、その死は覚悟していたつもりでしたし、いつお別れになっても後悔しないように、自分ができる限りの愛情は注いていたつもりでした。

しかし、いざお別れの日を迎えると、

「もっと可愛がってあげれば良かった」

「病気になる前からたくさん遊んであげれば良かった」

「もっと美味しいものを食べさせてあげれば良かった」

など、ペットのことを思えば後悔ばかり浮かんできてしまいました。

しばらくは、寝る前に思い出しては涙し、仕事の途中でもふとペットのことが頭をよぎりトイレで涙し、悲しくてご飯を食べることもできず、いわゆるペットロスの状態になっていたのです。

もっと言えば、ペットが我が家に来たときに、おそらく私よりも先に旅立つだろうと、覚悟をして迎え入れていたのを覚えています。

しかし、いくら覚悟していても、お別れのときが来るとわかっていても、ペットの死は辛いものでした。あなたも、もし仮に今後悔していることを全てやってあげていたとしても後悔はしていたでしょう。

ペットロスと後悔は誰もが通る道です。あなただけではありませんので、どうか自分を許してあげてください。

ペットロスを受け入れることが克服への第一歩になる

ペットロスは誰もは通る道だと思えば、少しは心が軽くなるのではないでしょうか。あなただけではなくみんな同じ想いをしており、同じ経験をしている人たちには、その想いは共感されます。

そして、「自分はペットロスになっているかもしれない」と気づいたら、その気づきを否定せず受け入れるようにしましょう。

“ペットロスになるのは心が弱いから”と思ってしまい、ペットロスになること、あるいはペットロスになっている自分を否定してしまう人も多いですが、それは逆効果でペットロスと後悔の想いを増長させてしまいます。

そして増長した想いに対して、またしても否定的になってしまい、ペットロスと後悔がさらに増長する、という負のスパイラルにはまってしまいかねません。

先述したように、ペットロスと後悔の想いは誰もが通る道で、心が強いとか弱いとかは関係ありません。むしろ普段は心を強く持って生きている人が強いペットロスになってしまうこともあるのです。

もし自分がペットロスになっていると気づいたら、その感情を受け入れて、

「やっぱりペットロスになってるんだなぁ」

と受け入れてあげましょう。

これはペットロスに限らず全てのことに当てはまりますが、物事を否定的に扱い遠ざけようとすると、一時的にはその問題は消えたように思えますが、結果的に根本解決にはなっていないので再びその想いが膨れ上がります。

そこで、感情に否定的になるのではなくしっかりと受け入れることで、冷静に気持ちを落ち着かせることができるので、根本解決に向けて「何をやれば良いか」わかるようになります。

この一歩がペットロスと後悔の想いを減らしていくための大きな一歩になります。

ペットに対しての感情を溜め込まずに外に出すことで受け入れやすくなる

ペットロスを受け入れることはもしかしたら難しいかもしれませんが、少しでも受け入れやすくするためには、ペットに対する感情を自分の中に溜め込まず外に出すことが重要です。

感情というのは後悔の感情だけでなく、喜び、悲しみ、怒り、など、これまでペットと共に過ごしてきた時間の中で得た感情は全て外に出しましょう。ペットロスの状態の自分を受け入れるといっても頭の中だけで解決しようとするのはとても難しいです。

ただでさえ目に見えない「感情」を、頭の中で整理しようとするのはなかなか難しいことですので、それを少しでも簡単にするために、感情を外に出す方法を紹介します。

①家族と感情を共有する

あなたとペットのことを一番知っているのは、おそらく家族ではないでしょうか。日頃から会話の多いご家族であればペットについて思い出話をしながら気持ちを共有することができると思います。

悲しい気持ち、後悔の気持ちを家族に打ち明けて、話を聞いてもらうだけでも気持ちは楽になります。

中には、日頃そこまで会話をしていなくて、感情をありのまま出すのは恥ずかしいという方もいるかもしれません。自分の弱いところを見せるのが嫌でなかなか家族に打ち明けることはできないかもしれません。

私自身も、家族には感情を打ち明けることはできませんでした。ペットの死後、家族の前では強がって振舞っていましたが、そのおかげで辛い気持ちを自分で抱え込んでしまって余計に克服できなかったのだと思います。

もしあなたも私と同じように家族には恥ずかしくて話せない場合は、次の方法を試してみてください。

②紙に感情を全て書き出す

もし、家族に打ち明けることができなくても感情を外に出すことは重要です。頭の中だけでなく五感で自分の感情の変化を感じることで、より受け入れやすくなります。

その方法で一番良いのは「紙に感情を全て書き出す」ことです。

誰かに言葉で話せば、自分の言葉を聴覚で感じることができますが、それができない分、紙に書き出すことによって、文字を書くことで触覚で感じ、文字で見ることで視覚で感じることができるようになります。

紙に書き出すのは、対人間ではなく自分自身と向き合うことになるので辛いかもしれませんが、しっかりと向き合って書き出した分、ペットロスや後悔の想いを受け入れることができるでしょう。

もしかしたら、書き出したら自分の後悔の想いしか出ない、ということもあるかもしれませんが、ペットと過ごした時間の中で必ず嬉しかったことや喜ばしいことがあるはずです。

たとえ怒りや後悔の想いが強かったとしても、最後は必ず嬉しかった感情を書き、「ありがとう」と感謝の気持ち書きましょう。その想いは必ずペットの元に届きます。

このようにして想いを紙に書き出すだけでも感情はかなり落ち着くようになり、受け入れることもできるようになります。

③気心知れた友人に打ち明ける

紙に書き出して心が落ち着いたとしても、やはり、自分の感情に共感してくれて想いを共有してくれる人がいれば心強いものです。私自身も紙に書き出してかなり気持ちは落ち着きましたが、一人で気持ちを抱えるのは辛いものでした。

そんなときに、気心知れた友人や恋人はとても心強い存在でした。

私は普段から強がって自分の弱さを見せないように過ごしていたので、辛い感情や悲しい想いを友人や恋人に見せるのは恥ずかしかったですが、友人や恋人はそんな自分を受け入れてくれて、親身に話を聞いてくれました。

中には、ペットを亡くした経験のある友人もいて、私の想いに共感してくれたときはとても嬉しかったのを覚えています。

いつまでも沈んでいたらペットが心配がってしまう、、、

このように、

  1. 家族と感情を共有する
  2. 紙に感情を全て書き出す
  3. 気心知れた友人に打ち明ける

のプロセスを経て、ペットロスと後悔の感情から克服することができましたが、自分自身が感情を受け入れることができたおかげで、

「いつまでも沈んでいられないな」

「いつまでも沈んでいたらバニラ(私のペットの名前)心配しちゃうな」

と克服に向けて一歩踏み出すことができました。あなたもぜひ、感情を受け入れることから始めてみてください。一気に克服しようと頑張らなくても大丈夫です。まず自分の感情を受け入れて冷静になれば、自然と次のステップが見えてきます。自分のペースで良いので、徐々に前に進んでいきましょう。

近くにペットロスや後悔の想いを抱えている人がいたら、、、

この記事を読んでいる方は、自身のペットロスや後悔ではなく、奥様、旦那様やお子様、ご両親など、近しい人がペットロスになっているという方もいると思います。

傾向として、主婦の方はペットロスになることが多いと言われています。それは、一番ペットと過ごす時間が長くて、「もっと自分がやってあげられたのではないか…」という想いになりがちという傾向があるようです。

もしあなたの奥様がペットロスで悩んでいるようでしたら、まずはそばに寄り添ってあげてください。いつもペットと二人で過ごしていた日中も、今は一人で過ごすことになり、大きな喪失感もあると思います。

なにか気の利いた言葉をかけてあげる必要もありません。そばにいて寄り添ってあげる、そんな気持ちだけでも救われるのです。

そして、無理に克服しようと促すのではなく、一緒に気持ちの整理をして受け入れるお手伝いをしてあげてください。

そういった協力してあげる姿をみて、最愛のペットは安心して旅立つことができるでしょう。

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