自分の人生に迷っている方が占いをつかって飛躍のきっかけにされることは多いですが、いざ占いをしてもらうときに「何を聞けば良いかわからない」という方が結構います。
でも、実際にそのような方にお話を伺うと、抱えている深刻な悩みを改善したいと思っていたり、こういう風になりたいと思っていたりと、なりたい自分を持っています。
このように、実際には自分が聞きたいことを持っているけれど、占いをするときに言葉に出ないことが多いですが、実はこれはとてももったいないことです。
占いは基本的には時間で料金が決まっているので、1分でも有意義に使っていただきたいですが、「聞きたいことがわからない」状態だと、それを引き出すのに時間がかかってしまいます。
仮に、事前に聞きたいことがわかっていれば、その分有意義に時間を使うことができます。
(もちろん漠然とした悩みの解決も占い師は慣れているので、何を聞けば良いかわからないけど占いをしたいという方も安心してくださいね)
そこで今回は、占いで聞くことをどうやって決めれば良いか、占い師が解説します!よくある質問や、聞くことリストも用意しているので、そちらも参考にしていただければと思います。
「仕事編」「恋愛・結婚編」「人生編」の3パターンで解説します。
占いで聞くことが決まっていれば、具体的な答えを占ってくれる
占いは、何かのテーマを持って聞きに行った方がより具体的な答えを返してくれます。
「自分の人生について占って欲しい」よりも、「恋愛について占って欲しい」という方が具体的な答えが返ってきます。
さらに、「気になる〇〇さんという人がいるんだけど、この人とは運命でつながっているか知りたい」とか、「今の彼氏に結婚願望があるか知りたい、結婚するならいつ頃になるか知りたい」というような具体的な状況を伝えた方が、その答えも具体的になります。
それに加えて、気になる相手や生年月日を伝えれば、よりリアルな占い結果になるでしょう。
占い師も具体的な質問の方が占いやすい
実は、占い師も具体的な質問をしてもらった方が占いやすいのです。漠然とした悩みから手がかりを見つけて占うよりも、ピンポイントで質問してもらった方が答えを出しやすいのです。
質問が漠然としていると、占い結果も「~~だろう」となってしまいますが、具体的な質問には占い師も「~~です」と言いやすいのです。
具体的な質問の方が、占いが当たりやすい
また、占いは具体的な質問の方が当たりやすい仕組みになっています。
例えば、西洋占星術では自分の出生地と生年月日を元に「ホロスコープ」というものを出して占っていきますが、このホロスコープは、出生地の市町村、生まれた時間の分単位でデータを入力して占います。
6月17日0:02に生まれた人と、
6月17日23:58に生まれた人は、
同じ6月17日生まれでも約1日の差があります。
また、同じ日本でも北は北海道、南は沖縄までありますので、その差だけでも占い結果は変わってしまいます。
占いが当たらなかったという経験がある方は、自分自身の情報や、相性を見る相手の情報を間違って伝えてしまっているケースもあるので、しっかりと確認していただいた方が良いでしょう。
難しいことを考えずに、聞きたいことを聞くのが一番!
占い師の立場として、占いで聞くことを悩んでしまう方に一番お伝えしたいのは、「聞きたいことを聞いて欲しい」ということです。
具体的な質問ができればそれに越したことはないですが、そう難しく考えずに、素直に聞きたいことを聞いてください。聞きたいことを素直に伝えると、実はそれが具体的な質問になっていたりします。
特に日本人は周りのことを気にしすぎて素直になれない傾向にあります。占い師に対しても恥ずかしいと思ってしまうのではないでしょうか?
・こんなささいなことを聞いても大丈夫か
・小さな悩みすぎてバカにされないか
などと、気にしすぎてしまうこともあると思います。
しかし、人の悩みの大きさはそれぞれ違いますし、どんなことに悩むのかもそれぞれ違います。
占い師は、占いに来てくれた方の悩みを笑うようなことはしないので、安心して素直に悩みを相談してみてくださいね。