スピリチュアルの世界にいると「幸せになるための条件なんていらない」とか、「無条件に幸せになる権利がある」などのような文言が語られることが多ですが、今回の記事では「幸せになるための宇宙の法則」というテーマを書いていきます。
1. スピリチュアルは幸せになれるのか?
スピリチュアルの世界では無条件に幸せになれたとしても、私たちが生きている現実世界では日々の課題や上手くいかないことにフォーカスされて、なかなか無条件に幸せと言える状況ではないかもしれません。
自分が否定されているような感覚になってしまうことも多いので、現実世界は辛い場所だと感じている方も多いと思います。
しかし、スピリチュアルの世界では「誰もが無条件に幸せになれる」と言われるので、現実世界で厳しい目にあっている私たちにとっては、スピリチュアルの世界はなんとも心地よい空間になっています。
ところはが、ここで勘違いしてはいけないのは、スピリチュアルの世界では誰もが幸せになれるとはいえ、時に辛い経験や苦しい努力が必要なのは現実世界と変わりありません。
ここで勘違いしてしまい、現実逃避の一つとしてスピリチュアルにハマってしまう人が多いというのも事実です。
実際に、スピリチュアルの世界にいる人(スピリチュアル的な能力がある人)は全員が幸せに暮らしていて、自分の実現のために日々成長して生きているのだと思っていましたが、いざその扉を開くとスピリチュアルの世界の中でも幸せそうに見える人はほんのわずかで、ほとんどの方は苦しみながらスピリチュアルの世界で生きているのでした。
ある意味、スピリチュアル的な「幸せ」に中毒になってしまい、そこから抜け出せなくなってしまっているのです。
2. 現実世界で幸せになるためにスピリチュアルの力(宇宙の法則)を使う
私の体験で感じたことは、スピチチュアル(精神世界)だろうがマテリアル(現実世界)だろうが、幸せな人は幸せで、そうでない人はそうでない、ということです。
そして、スピリチュアルの世界にいる人は全員幸せとは限らないが、現実世界で幸せな人は少なからず「見えない力」の存在を信じているということです。
つまり、現実世界で幸せな方達は、現実世界で幸せになるために苦しいことも乗り越えるし努力もするけど、その手助けとしてスピリチュアルな要素も導入するという関わり方をしています。
このようなスピリチュアルの使い方を
「左脳的スピリチュアル」
と呼ぶこともあります。
スピリチュアルというと感覚的でインスピレーションとか直感というような実態がなくて感覚的なものと思われがちですが、私はスピリチュアルは極めて論理的でロジカルな要素が多いと感じています。
「宇宙の法則」というくらいですから、ロジカルな法則があり、そこで生きていくためのセオリーもあります。
2-1. 宇宙の法則は使いこなすもの
法則やルールがあるものには必ずそこで勝つためのセオリーがあります。スポーツには必ずルールがあり、勝つためのセオリーや法則がありますが、それと同じように、私たちが生きている世界には勝つため(幸せになるため)の法則があり、それを使いこなすための戦略もあります。
つまり、宇宙の法則を使いこなして幸せになるための戦略を組むことができるということです。
この後、その方法についてお伝えしていきますが、私自身も宇宙の法則を味方につけて幸せな日々を過ごせるようになりました。宇宙の法則ではどのようなことが起こるか、それを知っているか知っていないかでは現実世界の生活に雲泥の差が生まれます。
宇宙の法則を使いこなせるようになれば、そこから派生した引き寄せの法則を使って自分の理想の世界を実現させることもできます。理想のパートナーに出会うこともできます。
ただ、何もしなくても勝手に理想がやってくるのではなくて、理想の世界を実現させるために自分自身と向き合わないといけないし、努力も必要ということを忘れないでください。
3. 幸せになるために宇宙の法則を使いこなすためのステップ
では、ここから宇宙の法則を使いこなすためのステップを解説していきます。今回お伝えするステップを徐々にクリアしていけば、あなたも宇宙の法則があることを実感できるようになるでしょう。
私が当サイト「スピ逹」でいくらスピリチュアルのことを解説しても、実体験がなければ本当の意味で自分のものにすることはできません。体験して実感して、初めて自分の血肉となっていきます。
まずは小さなステップで大丈夫ですので、少しずつスピリチュアルを体験していきましょう。
それではステップを解説していきます。
①見えない力、不思議な力を見逃さない
まずはここからスタートです。見えない力や不思議な力、ご縁などを見逃さないところからスピリチュアルの世界が始まります。
生きていれば、なんとなく不思議な力を感じたり、自分の力ではありえない出来事が起きたり、今までの人脈では考えられないようなご縁があったり、見えない力が働いているような体験をしたことがあると思います。
大多数の人は、見えない力をたまたま運が良かったとしか思わず、ラッキーとしか思わないかもしれませんが、宇宙の法則を味方につけて幸せになるのであれば、そのような力を見逃してはいけません。
こんなことがあった、あんなことがあった、と、手帳などにメモを取る癖をつけましょう。
まずは見えない力を少しでも現実世界に取り入れることから始めましょう。
②見えない力を、見える化する
見えない力を現実世界に取り入れることができたら、次は見えない力を見える化していきましょう。
手帳などに書くことも見える化の一つですが、ここでの見える化は、見えない力が起きた理由を認識するという意味で捉えていただければ良いです。
また、見えない力だけではなく、「今月お金使いすぎたな」とか、ここ最近なんか彼女と話が噛み合わないな、とか、生活している中で起こるふとした違和感もスピリチュアルに関係しています。
例えば、お金の使い方は「月の満ち欠け」が影響していることもありますし、コミュニケーションの障害は「水星の逆行」が影響していることがあります。
これらの影響に関して初めて聞いたという方は、なんのことかわからないかもしれませんが、不思議なことに「宇宙の法則」ですから、天体の動きも私たちの生活に影響を与えているのです。
また、月の満ち欠けは、見える化の一つとして非常にわかりやすい現状です。
例えば、海の満潮干潮などの潮の満ち引きは、月の引力で起きている現象ですし、女性の月経はまさに月が影響していると言われています。(私はオトコなので月経については断言できませんが、、、)
このように、見えない力が私たちの生活に影響していることを実感できる現象が、世の中には意外と多くありますので、少しずつ見える化していけると良いです。
ちなみに、私は月に1回程度、スピリチュアルの能力を高めるために師匠の元に学びにいくのですが、師匠のサロンは神奈川県の逗子の海沿いにあります。
毎回毎回、本当に不思議に思うのですが、その時の私の心の状態と海の状態がリンクしているのです。
心が穏やかでゆったりしているときは海も穏やかですが、色々問題に直面してる状態の時や不安を抱えている時は海も時化ていて怖いくらい荒波を立てて唸っています。
見えない力はこんな形で「見える化」するんだなと、実感した体験です。
③宇宙の大きな流れを把握する
見えない力を体験してくるようになると、「これは本当に見えない力が働いているな」と自分の中で確かな自信が湧いてきます。
私自身も最初から見えない力を信じていたわけではなく、むしろ疑って信じるのを拒んでいました。
しかし、これでもかと見えない力を実感するようになって、そして、見えない力を見える化していくうちに見えない力が確かなものに変わっていきました。
そこから私の本格的なスピリチュアルの世界への旅が始まったのです。
そこで最初にやったことは、宇宙の大きな流れを把握することです。どうやら、宇宙には様々な周期があるよで、そのサイクルにしたがって時が流れているようです。
歴史は繰り返すという言葉がありますが、これも宇宙の法則があるから繰り返されるのでしょう。歴史は宇宙の法則を知っているのですね。このように歴史から宇宙の大きな流れを把握することも一つの方法です。
もっと簡単に、宇宙には波があり、生きていれば良い時もあれば悪い時もある、ということを把握するだけでも良いです。
宇宙の流れを数字で把握する
西暦で数えると、この記事を書いてるのは2018年ですが、21世紀になってからまだ18年しか経っていません。この2000年に変わる瞬間は宇宙の流れ的に節目の瞬間でした。1000年サイクル、100年サイクル、10年サイクルでみても節目なので、特別な年だったのでしょう。(当時私はまだ小学2年生のときだったので盛り上がり方は覚えていませんが、、、)
また、西暦の数字を全部足して9年サイクルで宇宙の流れを見る方法もあります。
2018年=2+0+1+8=11
1+1=2
ということで、2018年は9サイクルで見た場合は2番目の年です。ちなみに2017年は「1」の年なので、「始まりの年」とも言われていました。2016年は「9」の年なので「終わりの年」と言われていました。
④1年間の流れを把握する
宇宙の大きな流れを把握したら、徐々にその流れを小さくそして細かいところまで見ていきましょう。
1年間で見ていく時に、一番有名なのは星座占いの12分割した流れです。西洋占星術を調べると、星座と1年のサイクルに意味があって法則がわかると思います。
また、春分・夏至・秋分・冬至という4つの4分割したサイクルも馴染みがあると思います。
このように、宇宙には流れがあって、その流れに適した生き方があるということも覚えておくと良いでしょう。
⑤天体の流れとその意味を把握する
1年間の流れでお伝えした12星座の流れや四季の流れは「太陽」の動きを基準として見ている流れですが、宇宙にある天体は太陽だけではありません。
水金地火木土天海冥
という太陽系の天体の動きが現実世界に影響を与えているのです。
先ほども述べた「月の満ち欠け」や「水星の逆行」など、それぞれの天体の動きに応じてどんな影響を与えるかも変わってきます。
これは「西洋占星術」という学問で、かなりコアな部分になってくるので、その道の専門家になるつもりがない人は簡単に概要だけ掴んでおけば良いですが、有名な天体の流れとその意味程度は知っているに越したことはありません。
気になる方は入門書を読んで見ると良いでしょう。
⑥宇宙の流れ(法則)と自分の生活を結びつけてみる
宇宙の大小の流れがわかったら、次は宇宙の流れと自分の生活を照らし合わせて結びつけてみましょう。
例えば、冬至から春分にかけての土壌を耕す時期には、しっかりと自分の仕事やプライベートでも土台作りができているかを確認したり、水星逆行でコミュニケーション障害が起きやす時は、自分の周りでも障害が起きているか確認してみたり、良いことも悪いことも、天体の動きとリンクしているか確認してみましょう。
大事なのは、宇宙の流れとリンクしているかどうかです。土壌作りの時期に収穫をしようとしても、まだ実がなっていない畑で収穫ができるわけがありません。
水星逆行の時期はどうしてもコミュニケーションギャップにより行き違いが生じやすいですが、そのような悪いことも含めて宇宙の流れに乗っていることが重要です。
⑦宇宙の法則に合わせていきていく
最後は、ここまで解説したことを全て踏まえて、自分から宇宙の法則に合わせていきましょう。仕事やプライベートなど、宇宙の法則に合わせて物事を進めていくと、ことがスムーズに進みやすくなります。
そして、これが宇宙の法則を味方につけるという意味になります。
番外編:幸せになると決める
大事なことは「幸せになるために宇宙の法則を使う」ということです。