2020年12月、これまで約200年続いた土の時代から風の時代に変化して、これから約200年は風の時代が続いていきます。
風の時代については様々な占星術師の方が解説されているので、あえてここでは詳しく解説しませんが、もともとは占星術の世界で使われている用語で、象徴として時代の特徴を表しているものでした。
しかし、風の時代という言葉はTwitterのトレンドになるほど一般的に浸透した言葉になって、もはや占いやスピリチュアルの域を超えて注目されるものになったと感じます。
それだけ、みなさんが日常で時代の変化を感じるような出来事が起きていることだと思いますし、潜在的に風の時代的な生き方をしている人が増えているのだと思います。
さて、風の時代の生き方について情報発信をしている方が多い中で、「働き方も変わっていくよ」と言っている方も多く、それを聞いて、
「自分の働き方は時代に合っているのか」
「風の時代に生きやすい働き方をしているのか」
と不安や疑問に思われた方もいるかもしれません。
結論から言うと、
『焦らなくていいけど、確実に働き方は変わっている』
『風の時代は理想の働き方を実現できる』
と言うのが私の答えです。
実際にはどんな感じで変わっているのか、そして自分が理想とする働き方を実現するためにどうすればいいのか解説していきましょう。
風の時代は理想の働き方を実現できる時代に
近年、週休3日制、フレックス制、テレワーク制、副業容認、など、これまでの週5日出勤の働き方とは全く違う働き方が出現してきています。特にテレワークは実際に体験された方もとても多くいらっしゃるのではないでしょうか。
これまで当たり前だった働き方が強制的に変わったことで、ライフスタイルに関する価値観が大きく変化した方も多いようです。
また企業側も、必ずしも週5日出勤に限定せずに、いろいろな働き方を認める企業もかなり増えてきました。
このように、働く側も企業側も考え方が変わったことにより、どうなったかというと、
働き方が選べるようになった
のです。
この変化は感染症が流行ったことによる影響が大きいと思いますが、原因はさておき、その結果として「働き方が選べるようになった」のはまさに風の時代の象徴といえるでしょう。
しかし、自分で働き方を選べるのは素晴らしいことですが、これまで言われたことをやっていればよかった時代が続いたので、ここにきて「さぁどうぞ」と言われても困ってしまいます。
信念や価値観が大切にされる
働き方を見る前に、風の時代は何が重要になるか少しおさらいすると、キーワードとしては、
信念、価値観、横の繋がり、
などがポイントで、目に見えないモノに価値を置く時代になりました。
ちなみに、これまで約200年続いた土の時代は
お金、学歴、肩書き、大企業、公務員、資格、
などの目に見えるモノに価値を置く時代でした。
いい大学に行って、いい会社に努めて、いいお金もらって、家を買って、、、
というような考え方は典型的な土の時代の考え方です。
もう既に時代が変わり、風の時代になってから1年が過ぎました。
現実世界ではお金、学歴、肩書きなどにまだ価値のあるように見えますが、今は時代の変化のグラデーションの中にいるので昔の価値観にまだ価値がありますが、これからは土の時代的な価値観は先細りになり、風の時代の価値観がどんどん重要になってきます。
自分の信念や価値観を持つことは必須!
これから風の時代の価値観が色濃くなっていく中で、私たち個人としては、
自分の「信念」や「価値観」を持つことが必須
になっていきます。
具体的には、
- 自分はどうしたいか
- 自分は何を大切にしているか
- 自分は何を実現していきたいか
このような思想的な部分をそれぞれの個人が持っておくことは必須。
これからの時代は「株式会社自分」のつもりで働くようになると表現されている方がいらっしゃいましたが、企業に理念やミッション、世界観があるように、個人にも必須になっていきます。
信念や価値観が働き方を選ぶ基準となる
お金や肩書きネームバリューで働き方を選んでいた時代が終わり、信念や価値観で働き方を選ぶ時代に変わりました。
一つ注意しなければならないのは、これまでの働き方を否定しているわけではない、ということは決して忘れてはいけません。
これまでの働き方を続けていた方が幸せという方もたくさんいると思いますが、それはご自身の中で「その働き方を選んでいる」ことなので、素晴らしいことです。
しかし、これまでの働き方に少しでも違和感がある人は、自分の「信念」や「価値観」を大切にして、それを実現できる働き方を選んでいきましょう!
それを実現できる社会は少しずつ、そして確実にでき始めています。
好きなことで稼ぐとはどういうことか?
こんな働き方もある!風の時代らしい働き方とは?
ここでご紹介する働き方は、多くの方はすでに耳にしたことがある働き方だと思います。風の時代になったからといって目新しい働き方が現れたというわけではなく、
これまでも存在していたけど少数派とされていた働き方にも光が当たるようになった
という方が適切な表現でしょう。
これまでの土の時代の働き方は、週5日出勤、残業、たまに休日出社のような働き方がほとんどだったと思いますが、今はかならずしもそうではありません。
もちろん、先ほども少し触れましたがこれまでと変わらず働きたいという方も多数いると思いますし、むしろ多数派だと思います。
ただ、これからご紹介する働き方が一般的になりつつあるという事実、そのような求人が増えているという事実を理解することが最初のポイントで、もし自分が働き方を変えたいのであれば、それを実現できる選択肢は増えているということも事実として受け止めていただければと思います。
フリーランス
自分らしい働き方の象徴「フリーランス」です!企業に社員として雇用されずに業務委託契約や部分的な作業を外注してもらう働き方。
世の中のイメージ的には「自由に働ける」と思われる働き方ですが、中には社員のように決まった就労時間で働く方法もあります。
「自由に働ける」イメージのフリーランスは、「成果報酬型」で働いているケースのことをいい、例えばIT分野でいえば
- イラスト制作
- ホームページ制作
- 記事制作
- システム構築
などの納品物の対価として報酬をいただくパターンです。
このケースの働き方の場合、基本的には期限までに納品物を提出すればいいので、朝働こうが夜働こうが問題ありませんし、仮に1ヶ月の生活に必要なお金を1週間の作業で終えることができれば、残りの3週間は自由に時間を使えます。
子育てをしている女性が隙間時間を使って働きたい場合や、起業準備をしている間の収入源にするために働きたい場合に適しています。
ちなみに私は大卒フリーランスで7年以上フリーランスの経験がありました。
起業
起業も自分らしい働き方の象徴ですが、フリーランスとの違いとしては、フリーランスはお仕事をいただいて働くに対して、起業は自分で成し遂げたい事業を構築していくようなイメージ。
今の会社ではやりたいことが実現できないけど、この想いは成し遂げたい!という方が、いっそのこと自分でやってしまおう、的な発想です。
テレワークと出勤の混合
家の時間、家族の時間を増やしたい方に人気の「テレワークと出勤の混合」です!
同じ会社で曜日別にテレワークと出勤を分けてもらうこともあれば、週3日の就労契約で、残りの曜日をフリーランスとしてテレワークのお仕事を請けるというようなケースもあります。
フリーランスのお仕事は安定しないのがデメリットですが、週3日は会社員として安定した仕事があると精神的にも安心できます。
地方に移住
TVなどでも特集されることが多くなった「地方に移住」です。長らく都会で働いていた方にとっては地方に移住することは勇気がいることだと思いますが、移住する方は増えているといいます。
それだけ東京での働き方に疑問を持って、実際に行動しようとしている人がいるということですが、自分らしさ、働きやすさ、生きやすさを追求しているという点では風の時代的だなと感じます。
働き方よりも「どこで誰と働くか」の方が重要!
風の時代は働き方よりも働く環境の方が重要になり、特に
- 誰と働くか?
- どんな思想を持った会社で働くか?
が働きやすさを決める大きなポイントになります。
いくら高賃金で労働時間に問題なくても、想いや価値観が合わなかったら苦しくなってしまいます。
これまでの仕事選びでは賃金、労働時間が選択の基準でしたが、これからは信念や価値観を基準に働き方を選ぶ時代です。
私自身の経験でもあるのですが、風の時代になって以降、時代の兆候に反して安定を求めて会社選びをした結果、賃金も良くて定時で帰れるのに、上司との価値観が合わず心身ともに疲弊してしまった経験があります。
この経験があったから「風の時代ってこういうことなんだな」と実感できたのでよかったものの、風の時代に合わない働き方をするとこんなにも苦しいものか…と思ったものです。