彼女がわがまま、自己中で悩まされている男性の方、とても悩んでいることでしょう。僕の彼女もわがままで自己中極まりない人なので、どう対応すればいいかわからないということもあります。
自分がイライラして険悪なムードになってしまうのにも嫌気がさし、もう疲れ切ってしまっているかもしれません。
しかし、そのように悩まされている彼女のわがままを許せるようになり、ついでに自分の悩みも解決してしまうことができたら、これ以上嬉しいことはないですよね。
結論をいうと、僕は彼女のわがままを許せるようになったし、そして、自分の悩んでいることを解決することができました。
この記事では、現在の彼女との関係を改善するために、世の中で言われている「鏡の法則」を僕の体験談を通して解説していきます。
※「鏡の法則」については「」こちらの記事で解説しているので合わせて参考にしてみてください。
1. わがままで自己中の彼女も最初は可愛い
わがままな彼女に悩まされている方でも、付き合い始めや付き合う前の段階ではそのわがままも可愛げがあって許せていたのではないでしょうか?
「○○くんだからわがまま言えるの♡」
何て言われたら、それは可愛く感じることでしょう。僕自身はそう言われたことはないですが、彼女にとってプライベートの中でも僕だからこそ心を許している部分があり、だからこそわがままになってしまうところがあることは、なんとなく感じていました。
そう思うと、わがままや自己中なところも可愛くて許せてしまうものです。特に付き合いたての頃は「自分が居てあげよう」なんて思うものです。
1-1. 悪気があってわがままなわけではない
そして、そんな彼女のわがままも、悪気があってわがままというわけではないこともあります。性格的な問題であって、世間的に見たら「わがまま」に当てはまってしまうようなこともあります。
性格を直すのは難しいことはよくわかります。自分の性格も直せと言われても、そう簡単に直すことはできません。それは彼女も同じです。
彼女自身もわがまま言ってしまっていることは分かっているし、本当はこの性格を直したいと思っているみたいでした。
2. わがままで自己中の彼女にイライラ
最初は彼女のわがままで自己中な言動も許せていたものの、付き合って時間が経つに連れて、自分の感情も変化してきます。最初は許せていたことも、少しずつイライラし始めて、自分の感情を揺さぶられるようになります。
とは言え、すぐに吐き出すこともなくしばらくは我慢を続けます。しかし、その我慢もずっと続くわけでもなく彼女に対して態度で当たってしまうようになります。
言葉強めで問いただしてみたり、
そっけない態度をしてみたり、
「もう知らない」と突き放してみたり、
そのような経験も共感していただけるのではないでしょうか。
自分自身でも最初の頃は許せていたし我慢できていたことなのに、それができなくなって葛藤することもあるでしょう。彼女のことが好きで愛しているが故に、受け入れて許してあげることができない自分自身にも嫌気がさして、だんだんと疲れてきてしまいます。
3. わがままで自己中な彼女の対処法
一般的にはわがままで自己中な彼女の対処法はどのように言われているのか、いくつか挙げておきましょう。
3-1. わがままを許さない
わがままを許さないようにすれば、いつの間にか「わがまま言っても無駄か」と諦めモードになると言われています。
「~~連れてって!」
「○○買って!」
「会いたい、電話したい」
というようなわがままを一切聞かないという対処法のようです。
わがままを許さないうちに、いつしか彼女が「わがままを言っても無駄だ」と悟ってくれるのを待つということです。
この対処法を実践したことがありますが、これをやると自分がどこか行きたいところがあったり、何かをやってほしいときに「いつも話し聞いてくれないくせに」となってしまいがちです。
わがままを許さない、という強硬策は後に自分の首を苦しめることになるかもしれません。
3-2. 彼女に「自分が悪い」ということを自覚させる
彼女にわがままが悪いということを自覚させるという対処法です。彼氏が悪いところを直接言ったり、共通の知人から言ってもらったり、彼女に気付かせることができれば、自分のわがままを自覚してくれるかもしれません。
ただ、男性が彼女に話をするときに気をつけたいのが、女性はどうしても論理的思考が苦手なので、ロジカルにわがままな部分を説明しても理解してもらえない可能性があります。論理的に話をしてしまうことで、彼女を感情的にさせてしまうと、余計に対処が難しくなってしまうでしょう。
3-3. 自分もわがままになる
彼女にされたことをやり返す、という対処法です。自分も気まぐれでデートに行ってみたり、わがままなことを言って困らせたりすることで、彼女に「わがままをされるとこんなに困るんだ」ということを気づいてもらうということです。
これも気をつけたいのが、「わがまま言われたから、もっとわがまま言ってやる」の繰り返しになりかねないということです。
自分もわがままになるというのは、対応が子どもかもしれないですね。
3-4. わかれる
最後の手段はわかれることです。いくらわがままな彼女とは言え、いざわかれることになれば辛くなってしまうと思いますが、わがままが我慢できないのであれば仕方ないことです。わがままではない女性を見つけて、新たな恋を始めるのが良いでしょう。
※これらは一時的な解決策に過ぎない
世の中的に言われているわがままな彼女の対処法がいくつかあげましたが、一般的に言われていることは表面的な解決策に過ぎず、根本的な部分が解決されないので、同じことの繰り返しになってしまいます。
一時的に自分が納得したように思っても、数日経てば同じことにイライラしてしまいます。自分も気を使うし彼女もわがままが通らないし、お互いに不満を抱えてしまいます。
また、根本的に解決しない限りは、同じ境遇が訪れたときに「わかれる」という選択肢しかなくなってしまいます。
僕の彼女はいわゆるソウルメイトですが、誰もが憧れるようなソウルメイトでさえ全てが一致することはなく、ギクシャクすることは頻繁にあります。ただ、そこで根本的な解決をしようとお互いに努力をするからこそ、より良い関係を築いていけるということに気が付きました。
4. 彼女のわがままと徹底的に向き合う【鏡の法則】
彼女のわがままについては本当に悩んだので、女友達に解決策を聞いてみたり、上司に話を聞いてみたりしました。恋愛に関する本もたくさん読みましたが、これといった解決策はありませんでした。
そんな中でスピリチュアル関係の勉強をしているときに「鏡の法則」という概念があることを知りました。そこで伝えられていたのは「パートナーは自分の内面の投影だ」ということでした。
彼女は自分の内面にある感情や想いを映し出している鏡であるということなのです。つまり、彼女がわがままな態度や自己中でいるというのは、自分の内側にはわがままな面もあれば自己中の面もあるということだったのです。
そして、鏡の法則であるということは、自分のわがままな面や自己中の面を改善することができれば、彼女の態度も変わってくるということが言えるということです。
僕はこの鏡の法則の概念を自分に取り入れて自分を見直した結果、彼女との関係も日に日に良くなっていきました。
では、僕がどんなステップで自分を見つめ直し、彼女との関係を改善していったのか、紹介していきます。
①彼女どんなところがわがままで自己中なのか書き出す
まずはじめに、彼女のどんなところがわがままで自己中なのかを書き出します。頭の中で思い浮かべても整理できないので、ここでしっかりと紙に書き出すことがポイントです。
わがままだ、自己中だ、といっても、いざ「どんなところがわがままなのか?」と聞かれてもパッと答えられる人は少ないのではないでしょうか。
どんな小さなことでもわがまま、自己中なことを書けるだけ書き出しましょう。
もしかすると、めっっちゃわがままと思っていても、書き出してみたらその要素は1つだけでそこまで重要ではなかったということもあります。
そして、パターンとしては、
わがまま要素は1つだけだけど、かなり深刻
わがまま要素はたくさんあるけど、程度は軽い
わがまま要素はたくさんあり、それぞれ深刻
という3つに分類することができます。
ここで分類したパターンが、最終的に自分の改善すべきポイントになるので、原因追求のためにも徹底的に書き出していきましょう。場合によっては「とにかくわがまま」というような抽象的なポイントしか挙げることができないかもしれませんが、それは、自分自身で抱えている問題も抽象的なことだと云えるでしょう。
ちなみに、僕の彼女のわがままポイントは、
わからないけど、あまりにも自己中
極端に時間にルーズ
最強の気分屋
という、ところでした。
ここで僕は抽象的でザックリしたことしか挙げることができませんでしたが、それにより、自分の分析も抽象的になってしまい改善策も抽象的になりました。
②書き出したわがまま要素を通して自分の感情と向き合う
書き出したわがまま要素を通して自分の感情と向き合う作業をやります。彼女がわがままをやっている内容は、本当は自分自身もやりたいわがままなのではないか?という視点で、自分の感情と向き合ってください。
「本当は自分もやりたいけど、それはいけないことだとわかっているから押さえ込んでいるのに、それを平気でやっている彼女のことは許せない」
ということが良くあるケースです。
例えば僕の場合、幼少期からスポーツをやっており時間に厳しい環境で育ったので、彼女の遅刻は本当に許せないものでした。
しかし、自分の感情をよく探ってみると、時間に縛られすぎるのにうんざりしている自分が居ることに気がつきました。だけど、時間に厳しく育ったために、時間を守れない奴は悪だという刷り込みの元、自分の感情を抑え込んでいたのです。
ここで重要なのは、社会的な常識という視点を外すことです。やりたいのは本当の自分の感情を把握して、根本的に改善することです。自分の感情と向き合うのは辛いかもしれませんが、とことん向き合っていきましょう。
③自分の求めているモノはなんだったのか?
彼女のわがまま要素を元に自分の感情を見つめると「自分が本当に求めているモノはなにか?」が見えてきます。また、本当は望んでいるけてど満たされてない感情や生き方というのも見えてきます。
これはそれぞれの心の中に入らないと根本的なことはわからないので、自分で徹底的に見ていかなければいけません。
僕の例でいうと、
わからないけど、あまりにも自己中
極端に時間にルーズ
最強の気分屋
というのは、うまく一つにまとめると
「自分のペースで生きていきたい」
ということが言えました。
確かに、これは思い当たる節は十二分にありました。僕自身は自分の感覚的にも生まれた星を見ても「自分の土台」「自分のペース」を大切にして、それを基盤として生きていくという特性がありました。
しかし、その当時の僕の生活状況としては、独立して自分一人で仕事をしていかなければならず、労働時間が守られているわけでもなければ収入も安定しているわけでもありませんでした。取引先の都合に合わせて生活をして、場合によっては深夜に電話で打ち合わせをすることも頻繁にありました。
なかなか自分のペースを作ることができない上に、土台も安定していなかったのです。でもこの生活をしなければいけないという目に見えない縛りがあったため、「自分の土台」「自分のペース」を大切にして生きるという本当に大切にしたい根幹ないがしろにしていました。
そんな中で彼女は
わからないけど、あまりにも自己中
極端に時間にルーズ
最強の気分屋
として自分のペースで気ままに生きており、自分が求めていてもできないことをやっていたのです。そんな彼女の姿を許せなかったのだと、今では冷静に自覚することができます。
あなたの彼女のわがまま要素をしっかりと見ていくうちに、あなた自身の満たされないモノが見えてくるはずです。
5. 彼女を通して自分の感情が明らかになった
このように自分の感情や、望んでいるけれど実現できないことが、彼女を通して見出すことができます。自分の奥深く眠っていた感情を彼女という鏡を通して見つけ出すことができます。
「自分は何をやりたいか」「自分は何者か」、わからない人が非常に多くいると思います。それを自ら鏡として教えてくれるのがパートナーなのです。
彼女がわがままで自己中で悩んでいる人は、実は自分を見つめ直すチャンスなのです。自分の人生をより良くしていくチャンスがすぐそばにあるということなのです。
僕はこのチャンスを掴んで生かすことができたので、自分の生活もだんだんと改善されていき、そして彼女との関係も格段に良くなりました。
6. いつしか、わがままので自己中の彼女を許せるようになった
そして、彼女は自分の内面を映し出す鏡ということがわかってから、彼女がより自分に近い存在に思えるようになり、「大切にしないと」という感情が芽生えました。
わがままで自己中だけど、それは自分を改善するために身をもって教えてくれているのです。そう考えると、彼女がとても愛おしくて大切な存在に思えるはずです。
もし仮に僕が、わがままを直すために表面的な解決策を講じていたら、ここまで深い気付きはなかったと思います。その場は解決されたように見えても同じことの繰り返しでしょう。
今回紹介している「鏡の法則」はスピリチュアル的な話として世の中に広まっているところがあります。なので、当サイトスピ達でも取り上げていますが、特殊な能力でもなんでもなく、今回紹介したように誰もが実践できる法則です。
わがままな彼女と向き合わないで、別れて違う女性に移ることは簡単です。しかしそれは、自分自身と向き合うのをやめて自分をおろそかにすることと同じです。
彼女を大切にすることは、自分を大切にすること
彼女を許すことは、自分を許すこと
ぜひ、勇気をもって彼女と、そして自分と向き合ってみてください。自然とわがままな彼女の悩みも解決していくでしょう。